掲載日:2011年07月14日 (木)
サービス種別:ITベンダー評価・選定サービス
企業規模: 社員数3,000名、売上4,000億円、作業期間 1週間参考費用: 10万円
【依頼の背景】
教育事業を生業としているA社では、ほぼ全てのシステム関連業務を子会社に委託していた。A社のシステム監査部門は、子会社への委託費用が妥当な内容・金額であるかについて、どのように評価をすべきか悩んでいた。
そこでA社のシステム監査部門は、公正中立な立場で見積りの評価が可能な当社に、子会社の見積り評価を依頼することになった。
【担当コンサルタントのコメント】
A社のご担当者と初めてお話をした際に、システム監査を専任で実施するチームがあると聞き、驚いた。確かに事業規模は大きい会社であったが、この規模でもシステム監査専任チームがあるという企業は珍しい。
また、よくある組織形態ではあるが、システム関連業務の大半をシステム子会社に委託していた。
A社のように、システム子会社に委託する場合には、いわゆる「相見積り」を取得しない場合が多い。そのため、見積りの内容・金額の妥当性を評価するのが困難となってしまう。
このような状況下では、弊社のように公正中立な立場で、専門性の高い知識・経験を有する会社に見積り評価を依頼することは、極めて有効な手段であるといえる。
今回の評価結果においても、システム関連業務を子会社に委託する場合ならではの問題点がいくつも見つかった。