掲載日:2011年07月25日 (月)
サービス種別:ITベンダー評価・選定サービス
企業規模: 社員数3,000名、売上4,000億円、作業期間 1週間参考費用: 10万円
【依頼の背景】
教育事業を生業としているA社では、ほとんどのサーバー機器の調達先が特定のメーカーに固定化されていた。A社のシステム監査部門は、特定のメーカーからの機器調達および委託費用が妥当な内容・金額であるかについて、どのように評価をすべきか悩んでいた。
そこでA社のシステム監査部門は、公正中立な立場で見積りの評価が可能な当社に、メーカーの見積り評価を依頼することになった。
【担当コンサルタントのコメント】
A社のご担当者と初めてお話をした際に、システム監査を専任で実施するチームがあると聞き、驚いた。確かに事業規模は大きい会社であったが、この規模でもシステム監査専任チームがあるという企業は珍しい。
サーバーをはじめとする機器の調達・構築については、特定のメーカーやITベンダーに固定化されていることは多く見受けられる。
A社もその典型であり、いわゆる「相見積り」を取得しない場合が多い。そのため、見積りの内容・金額の妥当性を評価するのが困難となってしまう。
このような状況下では、弊社のように公正中立な立場で、専門性の高い知識・経験を有する会社に見積り評価を依頼することは、極めて有効な手段であるといえる。
今回の評価結果では、内容や金額が妥当である点が多かったものの、改善可能な点も多く見つかった。