弊社システムコンサルタントメンバーのとある一日をご紹介します。
システム化計画からベンダ選定支援まで（以降は状況によりそのままプロジェクトマネジメント支援）のプロジェクトを2件担当しております。
1件（プロジェクトA）はほぼリモートでの支援、もう1件（プロジェクトB）はリモートも併用しつつクライアント先にも伺います。
今回は午前中は在宅勤務、午後からクライアント先に伺った日の1日をご紹介いたします。
9:00～10:00 打ち合わせ準備
まずはプロジェクトAの打ち合わせ準備を行います。
こちらのプロジェクトは、公的機関であるクライアントの新規システム構築プロジェクトで、システム化計画後にRFI（情報提供依頼書）を作成して開発ベンダへ提示し、ベンダから情報をご提供頂いた段階です。現在RFP（提案依頼書）作成の最終調整の段階です。
この後の打ち合わせで、スケジュール上クライアントへ依頼しておかなければならないことがないか、RFPのどの部分を重点的に議論するか、などをチェックし、打ち合わせをスムーズに進められるようアジェンダを最終確認しておきます。
10:00～11:00 クライアントとのリモート打ち合わせ
この日の打ち合わせでは、急遽クライアントのメンバーの一人が冒頭10分しか参加できないこととなり、アジェンダを組み替えて優先的に確認すべきことを絞って対応しました。
どれだけ入念に打ち合わせの準備をしても計画通り進まないこともあるため、常にスケジュールとタスクの優先順位を頭に入れた上で、柔軟な対応が求められます。
この日は、その他は比較的順調に打ち合わせを進めることができました。
11:00～11:30 タスク整理、クライアントへの情報共有
先ほど終えた打ち合わせの中で挙がったタスクを整理し、簡単なものは即時対応し、残りは後で時間を作って対応するようTODOリストに載せました。
また、打ち合わせで途中退席されたクライアントへ、退席後の議論の結果を共有しておきます。
11:30～13:00 クライアント先の最寄り駅へ電車で移動
プロジェクトBのクライアント先と対面打ち合わせのため移動します。
この時間は電車も空いているため座ることができ、ノートPCでの作業が可能でした。
先ほどTODOリストに載せたプロジェクトAのタスクに対応したあとに、この後のプロジェクトBの打ち合わせ資料に目を通し、一部資料の修正を行いました。
13:00～13:45 昼食
こちらのクライアント先に来たときによく利用している、人が比較的少なくて落ち着ける某ハンバーガーチェーンで昼食を取ります。
いつもなら昼食後に作業をすることも多いのですが、先ほど電車の中で打ち合わせの準備もできたため、軽くメールをチェックする程度でゆっくり過ごせました。
14:00～15:00 クライアント先へバスで移動
ここからさらにバスでクライアント先へ移動です。勘の良い方はお気づきかもしれませんが、自宅からクライアント先へ2時間半近く掛かります。
そのため、報告ベースの定例会的な打ち合わせや短時間の打ち合わせしかない日はリモートで打ち合わせを実施し、長時間の打ち合わせやディスカッションが必要な打ち合わせ、参加メンバーが複数部署にまたがる打ち合わせなど、クライアントの理解度や納得感を表情から読み取りながら進める必要がある場合などは対面で打ち合わせをするなど、業務効率を踏まえた上でクライアントにも了承を得て、リモートと対面の打ち合わせを併用しています。
15:00～17:30 クライアントとの対面打ち合わせ
プロジェクトBは製造業者であるクライアントの基幹システム刷新プロジェクトで、現在システム化計画の段階です。
RFPのベースとなるToBe業務フローの叩き台を弊社で作成し、クライアントの関係部署のメンバーを集めてワークショップを行います。
この日は、製造業の根幹である生産計画から生産指図、生産実績登録までの一連の流れについてご提案し、多くのご質問、ご指摘、追加要望などに対応したため少々タフな打ち合わせとなりました。
17:30～ 弊社マネージャとの反省会
タフな打ち合わせだったこともあり、この日の打ち合わせに同席していた弊社のマネージャと、半分は仕事の反省会、半分は慰労会と称して飲みに行きました。
次回の打ち合わせに活かすための熱い議論もしつつ英気を養いました。
※たまたまこのプロジェクトが2人ともお酒が好きなメンバーだったというだけで（笑）、上司に無理矢理飲みに連れて行かれるようなことは弊社では全くありません。
あくまでも一例ですが、このように一日過ごしています。
少しでもコンサルタントとして働くイメージはついたでしょうか？