弊社メールマガジンで配信した「コンサルタントのつぶやき」です。
IT利活用のトレンドやお役立ち情報をメールマガジンでお届けしています。
最近新しい言葉が流通し始めました。
「プロンプトエンジニアリング」
なぜか「プロンプト」という単語に一種の哀愁を感じます。
使い古した言葉だなぁと思い、なぜかを考えました。
プロンプトという言葉と私が初めて出会ったのは、
「PCの電源を入れるとDOSがたちあがり、
プロンプトに『win』と入力するとWindows3.1が起動する」
時です。
画面の左下にピコピコ光っているものをプロンプトと認識していました。
その後Win95時代に突入し、ネットワークがつながらないときに
「ドスプロで、ピング飛ばして、NGの時はアイピーコンフィグを確認して」
という指示をもらったり、後輩に指示をしていました。
あ、あまりにもおじさんの視点か・・・
話をプロンプトエンジニアリングに戻すと、
どうやら、
「言語系生成AIをうまく利用するために必要な技術のこと」
を言っているらしいです。
言語系生成AIとうまくお付き合いするには、
「何をどのように入力するのか」
がとても大事であり、その視点での技術のようです。
言い換えると
「生成AIから正しい結果が導かれるように、プロンプトに入力する技術」
ですね。
(プロンプトに入力するものはコマンドだけではなくなったんです!)
逆説的に表現すると
「使用方法を誤ると利活用できない結果がでてくるから気をつけましょう」
ってことです。
そもそもコンピュータって
ゴミをいれれば、ゴミしか出ない ”Garbage In、Garbage Out”
なものですが。
とはいえ、対話型のAIを利活用するには必要な技術です。将来的には、現在のエクセルやパワーポイントで資料を作成する技術と同様にビジネスマンに必須の能力になるかもしれません。
ただ、私は
ググるエンジニアリング「上手なググり方の技術」
M365エンジニアリング 「最新のM365追加機能を使いこなす技術」
を教えてもらいたいです・・・
え、自分で勉強しろって・・・そうですよね
2023年06月28日 (水)
青山システムコンサルティング株式会社
嶋田秀光