2015年9月18日に出版した『業務効率UP+収益力UP 中小企業のシステム改革』(幻冬舎)内のコンテンツです。
第1章 ソフト更新、業務フロー変更 ── 絶え間なく見直しを迫られる社内システム
- 多くの企業がITシステムを使いこなせていない
- 役に立たないシステムが「不良資産」と化す
- IT革命に乗り遅れまいと焦ってはならない
- IT業界で使われる言葉はなぜ難解なのか
- 常に話題を先行させるIT業界のマーケティング
- 2000年問題でITシステム見直しのサイクルが加速
- ソフトウェアメーカーが支配するオープンシステムの時代
- メーカー主導で見直しを迫られる
- ERPシステムの流行と挫折
- 結局、ITシステムをどうすればよいのか
第2章 場当たり的なシステム改修は、お金と業務の「ムダ」しか生み出さない
- ずさんなITシステム導入計画で、業務にムダが生まれる
- システム設計ミスで数千万円のムダなコストがかかることも
- 場当たり的なシステム改修で運用に耐えられないシステムになる
- システム屋の言い値で導入費用が割高になる
- ベンダーは高いシステムを売りたがる
- 新技術は高価なわりに障害だらけ
- ベンダーの売りたいシステムとユーザーが必要とするシステムはズレている
- システム導入前にユーザーニーズを把握しないと失敗する
- どんなに良いシステムでも10年以上は使い続けられない
- 企業にはITシステムの知識と経験を持った人材がいない
第3章 ベンダー任せにするな。改修の成否は「業務プロセス」の徹底的な洗い出しで9割決まる
- 業務の仕組み全体がシステムである
- 「戦略性」「業務合理性」「技術適合性」「コスト適切性」の4点から課題を洗い出す
- 「業務合理性」は、あくまでも自社の業務に即して評価する
- システム計画策定の手順
- ITコストの問題もシステムの見直しによって解決できる
第4章 「To Beモデル」のシステム構築&改修で、業務効率・収益力を向上させる
事例1: 株式公開を控えてITシステムの刷新を迫られた会社
- 株式公開を控えてITシステムの刷新を迫られた会社
- 現実の業務とかけ離れたシステムの業務プロセス
- データが適切に入力されないのには理由がある
- そもそも選択されたパッケージ・システムが間違っている
- システムにおける技術的な問題も未解決のままだった
- 新しいITシステムの提案と導入に向けた計画をたてる
事例2: 在庫をきちんと管理できずに、損失を生み出していたシステム
- 在庫をきちんと管理できずに、損失を生み出していたシステム
- 在庫がきちんと管理できていないと何がまずいのか
- 在庫をシステムで管理しきれていない理由
- 業務を精査してあるべき理想のToBeモデルを構築する
- 新しいITシステムとそれによる業務改善の方向性