経営に貢献するIT戦略策定をご支援いたします。
IT戦略とは
IT戦略とは、情報技術（IT）を経営戦略の一部として活用するための、中長期の具体的な方針や計画、指針のことです。情報戦略、IT中長期計画、ITストラテジーなどともいわれます。
企業の全体方針におけるIT戦略の位置づけは、下図のとおりです。
現代のビジネス環境において、ITや情報システムの存在は、多くの業種で欠かせないものになっています。IT戦略は、経営戦略に沿って適切なIT投資を行い、効果的にITを活用するための指針となります。
IT戦略をしっかりと策定することで、無駄なITコストを削減し、企業の競争力強化へのITや情報システムの貢献度を効率化します。
IT戦略を策定していない場合の懸念事項
しっかりとしたIT戦略を策定していないと、以下のような問題の発生が懸念されます。
- 長期的な経営戦略に適合できないシステムを構築してしまい、2年後にはシステムを再構築する必要に迫られてしまった
- 保守期限が迫っていたのでハードウェアを先行して新しく導入したが、後のシステム変更時のソフトウェア設計で、当初導入したハードウェアでは必要な機能が実現できず、結果的にハードウェアの二重投資になってしまった
- 個別のユーザニーズのみを反映したシステムを構築した結果、経営戦略上あまり重要ではない部分でのIT投資が大幅に膨れ上がってしまった
- 部門ごとにばらばらの製品を導入してしまい、情報システム全体の管理が煩雑になった
- 部分最適のシステム導入によって、データが分散してしまい、業務を一括管理できなくなった
- 特定製品を前提としたIT戦略を立案したが、その製品が日本から撤退することになり、結果、IT戦略策定を最初からやり直すことになった
これらは弊社が経験した案件のうち、IT戦略がはっきりしていなかったものを基にした事例です。
つまり、IT戦略をしっかりと策定していれば、上記のような問題は発生しないと言えます。
IT戦略策定コンサルティング活用のメリット
IT戦略の策定が必要だと認識されていても、以下のような状況に悩まされているというお話を耳にします。
- IT以外の業務も担当していて、戦略策定まで行う時間がない
- 情報システム部門やIT企画部門を設置していない
- ITの知識を持った人財がいないため、議論が活性化しない
- IT戦略を策定したいが、どのように進めるのか分からない
- 特定のIT分野に強い人財はいるが、幅広い視野でのIT戦略策定が難しい
弊社のIT戦略策定コンサルティングサービスをご活用いただくことで、こういった状況の解消が可能です。
ASCが選ばれる理由
弊社は、IT戦略策定に必要な知識と経験を備えており、コストパフォーマンスが優れているという特長があります。
IT戦略策定においては、以下の知識や経験、素養が求められます。
- 経営戦略を理解できるだけの業界、業務知識
- 情報技術全般にわたる専門知識とシステムの導入や開発、運用などの経験
- 特定の製品やサービスに縛られない中立性
弊社は、独立系のITシステムコンサルティング会社です。
製造業、販売業、情報通信業、サービス業、学校、病院など、様々な業界でのご支援を経験してまいりました。300社を超すお客様へのご支援を通じて、幅広い業界経験を培ってまいりました。
また弊社では、IT分野を専門としたコンサルティングサービスを提供しております。情報システムのライフサイクルに沿って様々なサービスをご提供しており、ITに関する広い知識と経験を有しております。
そして弊社は、特定の会社との利害関係（資本関係等）はございません。特定の製品やサービスに限定せず、第三者的な立場から、業界動向や製品、サービスを調査し評価できます。コンサルティング会社本来の、公正中立な立場で、お客様をご支援いたします。
加えて、圧倒的なコストパフォーマンスも弊社の強みです。徹底的な高効率経営と最適なアサイン体制を確立しています。そのため、大手コンサルティングファームと比較すると、大幅な費用減が見込めます。
これらが、弊社がお客様に選んでいただける理由です。
IT戦略策定のプロセス（例）
作業は、以下の手順で進めます。（あくまでも一例です。お客様のご事情やご要望により手順や内容は調整いたします。）
- ビジネス環境分析
- 経営戦略分析
- 現状業務分析
- 情報技術動向調査
- IT戦略
策定
手順1： ビジネス環境分析
企業戦略、事業環境、業務内容および現行システムの状況を調査、分析いたします。
手順2： 経営戦略分析
ビジネス環境分析での内容理解が正しいか、経営がITシステムに期待していることは何か、をトップインタビューで確認します。
手順3： 現状業務分析
業務ヒアリングやディスカッション等をとおして確認し、現行の業務とシステムの状況を分析します。
手順4： 情報技術動向調査
IT戦略策定に向けて、最適な技術を適用するために、関連する情報技術の動向を調査、把握します。
手順5： IT戦略策定
基本戦略とToBeモデル（業務全体のあるべき姿）を策定します。
上記の作業手順は、標準的なひとつの例です。実際にご支援いたします際には、お客様のご希望や要件を伺い、お客様にとって最適な方法、手順をご提案いたします。
よくある質問
- IT戦略策定コンサルティングは、どの程度の期間で対応できますか？
- 事業規模や対象範囲にもよりますが、2 ～ 6ヶ月程度で IT戦略を策定することが多いです。
- IT戦略策定コンサルティングは、どの程度の費用で対応できますか？
- 事業規模や対象範囲にもよりますが、数百万円程度のことが多いです。
- 自社で策定したIT戦略についてのアドバイスをお願いすることはできますか？
- 対応可能ですが、検討の段階から支援をしたほうが、より適切かつ効率よくアドバイスが可能です。