デジタル化の壁は「やる気」で乗り越え

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弊社メールマガジンで配信した「コンサルタントのつぶやき」です。
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システムコンサルティングからは少し離れた話題ですが、最近驚かされているデジタル化の話題です。

とあるボランティア活動に参加している関係で、会社をリタイアされた方々との交流機会があります。
定年退職から10年以上という人生の大先輩方とお話できるのは、とてもありがたいと思っています。
恐れ多いことですが、仲間たちと呼ばせていただいております。

肝心の活動は、昨年から続く新型コロナの感染防止のため、1年以上、自粛状態になってしまっております。とても寂しいです。

仲間たちと対面で会える機会はないものの、定期的にお話はできております。
もちろん全員ではありませんが、一部の仲間たちとは、オンラインミーティングでお会いしているのです。

オンラインストレージサービスの共有フォルダーに掲載しているリンクから、自身のパソコンやタブレットやスマホにインストールしたツールを利用して、ミーティングに参加してくださいます。

だいたい10人ほどの仲間で話し合いをします。
組織の課題や活動再開に向けたアイデア出しなど、話題は様々です。

お互いの近況報告もしており、写真や動画を画面共有で見せ合っています。
特に動画に関しては、最近メキメキとみなさんの技術力が向上しており、文字を足したり、切り貼りしたりと、凝ったものがつくられるようになってきました。

ミーティングに参加していない仲間たちにも情報を発信しようと、編集した動画をYouTubeで限定公開するプロジェクトが立ち上がるほどです。

システム関係の仕事をしているとお伝えしていますので、IT関連の質問をよく受けます。
昨年の今ごろは、オンラインミーティングの参加の方法から始まり、参加できたもののマイクやビデオがオンにならないなどのトラブル対応ばかりでした。

最近は、オンラインの場で、ストレージサービスのアクセス権や動画の編集方法や、オンラインミーティングの主催方法などの質問に対応しています。
明らかにレベルが上がっています。仲間たちのバイタリティーに驚かされております。
オンラインの場以外では対面できないという致し方ない理由はあるのかもしれませんが、「新しいことができるようになって楽しい」や、「やればできる!」などといった感想が話題になります。

成功体験の積み重ねが大事なのだとあらためて勉強になりました。

どのようなことでも、はじめては大変です。
「できることからやってみる」という合言葉を掲げ、無理のない範囲ながら、コツコツと努力された結果なのだと思っています。

この1年で、会社などの事業者ではない組織でも、デジタル化が進んだと思います。
ボランティア活動のような非営利団体だとしても、社会への価値を新たに創造していけば、立派なDXなのだと思っています。

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2021年05月24日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
岩野晃久