「答えを調べる」か「自力で悩み考え試行錯誤する」か

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コロナ禍で行動が制限されることが多い時期に、何か新しいことをしてみようと
思って始めたことの1つにルービックキューブがあります。
解法を知らないと数面を揃えるだけでも不可能に思えましたが、
今は本体にも解法が記載された説明書が同梱されてますしWebで検索すれば
いろいろなかたが解法を発信されているので、どうにもならないときには
それらを見れば揃えられます。
私も「解法を覚えて」全面を揃えられるようになりました。
今では時々やる程度ですが数分で全面を揃えられるようになりました。

ただ、解法を覚える前には
「解法を覚えてしまって揃えられるようになる」か
「自力で悩み考え、試行錯誤しながら揃える」
のかは葛藤がありました。
正解のわからない課題に取り組むことも多いITコンサルティングに
従事する身としては、「自力で悩み考え試行錯誤する」ことも大事だと
思いつつ、それよりもまずは先人の知恵を学び活用することを選びました。

今ではWebで検索すれば多くのことが分かる時代になりましたが、
様々な課題に直面したときに「自力で悩み考え試行錯誤する」のか、
すぐに調べて答えにたどりついてしまうのかは、意識して使い分けたいと思います。
ルービックキューブを揃える解法を覚えるかどうかという葛藤のなかで、
答えのない問題も多いこの世の中で「自力で悩み考え試行錯誤する」ことも
習慣づけたいとあらためて考える機会となりました。

ルービックキューブの場合は、1つの解法を覚えても、
他のやり方でできないかとか、
より早く少ない手順で揃えられないか、
といった新たな挑戦もできるので、引き続きいろいろな楽しみ方を
していきたいと思っています。

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2022年07月18日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
十亀淳