弊社メールマガジンで配信した「コンサルタントのつぶやき」です。
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先日、弊社で騒動がありました。
とある平日の午前中、社内のコーヒーフィルターが切れてしまっていたため、弊社の社員がいつものコーヒーショップに買いに行ったところ、売り切れていたとのこと。
これまでにそんなことは一度も無かったこと、新型コロナウイルス騒動でのマスク売り切れ続出、という状況。さらに、買いに行った社員が「マスクをコーヒーフィルターから作ることができる」という知識を持っていたこと。これらが重なって、社内で「マスクの次はコーヒーフィルターが買えなくなるかもしれない!」とアラートを上げたことにより、コーヒー好きが多い弊社ではひと騒動となりました。
「とりあえずAmazonではまだ買えるっぽいよ」「自分も仕事帰りに自宅最寄り駅のコーヒーショップ覗いてみる」など、ひとしきり対策を練っていると、外出先から帰ってきた社員がひとこと。
「コーヒーフィルター切れてたよね?いつものコーヒーショップで買ってきたよ」
一同「・・・?」
そうです。何のことはなく、最初に行った時には在庫切れしていたのか、補充が遅れたのか、たまたまタイミングが悪く品切れしていただけのことでした。
最初にアラートを上げた社員が、早とちりして騒いでしまったことに対して周りから誹りを受けたのはもちろんのことですが、周りの社員も、つられて焦ってしまったことを個々に反省していました。
今回は社内での出来事でしたが、webメディアやSNSなど、インターネットでとても便利かつリアルタイムに情報が入手できる昨今、受け取った情報をそのまま鵜呑みにせず、まずは焦らず冷静に自分の頭で考えてみること、確かな情報なのかを確認した上で行動に移すことが、周りに踊らされないためには必要な時代だと感じました。
ただ、コーヒーフィルターからマスクを作れる、ということを知ったのは目から鱗でした。我が家に在庫してあるマスクが切れたら試してみるかもしれません。
2020年02月17日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
田中直