青山システムコンサルティングのコンサルティング事例のご紹介です

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掲載日:2014年08月01日 (金)

サービス種別:システム化計画

企業規模: 社員数約120名参考費用: 300万円

依頼の背景

A社は、住宅資材に関する3事業を手掛けている。
本社と工場それぞれで感動しているシステムは、初期導入から約15年が経過し、事業環境変化へのスピーディーな対応に限界を感じていた。

新しい技術を情報システムに取り入れることによるさらなる業務効率化を目的に、既存システムの入替を検討することになった。
まずは現状の問題点や今後の課題を明らかにすることが必要と考え、今回のコンサルティングプロジェクトを発足させた。

現状の問題点(一部抜粋)

資料の調査やヒアリングによって、現在の主な問題点として以下が挙がった。

  1. 精度の高い利益管理ができていない
  2. 社内取引が必要以上に複雑化している
  3. 重複作業が多い
  4. システムの活用度合いにばらつきがある

提案内容(一部抜粋)

問題点を分析し、解決の方策として以下を提案した。

  1. 労務費を原価として正確に把握する。
  2. 全社の仕入締め日を20日から月末に変更する。
  3. 作成資料は全社で一元管理する。
  4. グループウェアやネットワークドライブを活用し、情報共有を円滑化する。

担当コンサルタントのコメント

A社では、現行システムで利用している機器の老朽化や、システムに依存した業務プロセスの見直しによる業務改善を目指すことをきっかけにして、システムの刷新を考えた。
今回のコンサルティングプロジェクトの中で、現状の業務プロセスや業務ルールについての調査を行ったことで、システムに関わる業務部分だけでなく、それ以外の部分でも重要な課題があることが分かった。
既存システムの入れ替えを意識したプロジェクトだったので、業務プロセスの改善とシステムの抜本的な改善を併せて考えることができた。

情報システムの刷新となると、利用技術や機能面に目が行きがちになる。
しかし、システムの企画、計画段階でユーザへの体系的な調査を行えると、システム部分だけではなく、システム以外の部分(業務プロセス等)での課題も見つけられ、業務全体を見直して効率化を実現できる。