DXに早く取り組んだ方が良いことはわかりました。
でも、取り組み方がわかりません。
わからないので誰かに丸投げしよう!
ではなく、協業する姿勢でコンサルを活用するのは、DXを成功につなげる方法の一つだと思うよ。
(え?このまま自社の宣伝になると恥ずかしいな。少し話をズラそう。)
コンサルって色々な種類があるじゃないですか?
お願いするとしたら、
別に「システム系のコンサルタント」
じゃなくても良いですよね?
「システム系のコンサル」以外で候補になるのは、「経営コンサル」とか 「戦略コンサル」 に分類される会社かな。
それぞれ強みが違うので、取り組むDXの方針次第で、依頼先を決めた方がいいのは間違いない。
やっぱり、餅は餅屋だよ。
(やった!うまくズラせた!)
ということは、それぞれから話を聞いた上で決めた方が良いってことですか?
スピード感が大切なのは間違いないけど、これから長期的に一緒に取り組むパートナーの選定なので、まずは色々な話を聞いてみた方が良いと思うよ。
なるほど。なんとなく、DXという共通のテーマなので、提案内容が似通ってきそう。
それぞれ視点が違うので、提案内容は違ってくると思うよ。
だけど、「経営コンサル」だからデジタルがわかりません。ということにはならない。
同じく、「システム系のコンサル」だから経営視点は持っていません。
ということにもならない。
うーん。そしたら、今までコンサル業界にあった垣根が、DXコンサルティングの領域では低くなる。
ということですか?
結果的にはそうなるだろうね。
ASCは25年以上前の創業以来、基幹システムの案件が多かったので、経営視点を持って取り組んできたけど、それは今までよりも強く求められると思っているよ。
(さりげなく、宣伝を差し込んできたな・・・。)
領域(経営、戦略、システムなど)以外に、コンサルを選定するポイントってありますか?
少し技術寄りの話になるけど、DXは、XaaS(インターネットを通じて情報システムの資源を利用できるようにしたサービス)を活用することが多くなるので、特定のシステム開発会社に縛られていない独立系のコンサルを選ぶ必要があるよ。
グループ会社にシステム開発会社があると、そこに発注する方向で、システムの将来像を描かれてしまう。
そのとおり。
そしたら、AI系のコンサルとか、ブロックチェーン系のコンサルとか、専門性の高いテクノロジーに特化したコンサル会社はダメなんですか?
そういう会社は、独立系も多いと思いますが。
良い質問だね。次回は、その話をしようか。
関連コンテンツ | DX特集 |
前のトピック | DXに取り組むのって・・・お高いんでしょう? |
次のトピック | 専門性の高いコンサルとの付き合い方は? |
関連サービス | DXコンサルティング |
関連書籍 | 勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書 |
2020年04月30日 (木)