ITシステムの投資効果
2009年01月15日 (木)
著者:谷垣 康弘(元会長)
コラムカテゴリー:情報戦略/業務改革
「情報システムの投資は妥当なのだろうか?」これは経営者ならずとも情報システムの管理者が思い悩むところです。 ITシステムの投資効果…・これは好景気、不景気に関係なく永遠の経営課題と言えます。投資効果が金額できっちり査定できるものならそれに越したことはありませんが、一般的には非常に困難です。たと...
それ、本当に問題点ですか?
2008年11月30日 (日)
著者:野口浩之
コラムカテゴリー:ITコンサルティング
とある通信販売を事業としている会社の情報システム部員3人が抱えている『問題』 である。 Aさん 「最近、予約受付システムの動作が遅いみたいだ・・・」 Bさん 「予約受付システムの動作が遅いせいで、販売機会損失が発生している!」 Cさん 「予約受付システムの動作が遅くて、使い物にならない!...
『要求仕様』を書いてみる
2008年11月15日 (土)
著者:池田洋之
コラムカテゴリー:開発プロセス
ソフトウェア障害が起こった際、その原因はというと、設計やコーディングのミスなど技術的要因とされる事が多いように感じます。 しかし、よくよく原因を分析してみると「仕様漏れ」や「仕様の認識違い」等、仕様に関する問題が根本的な原因となっている事が多くあります。 仕様漏れ」や「仕様の認識違い」が起こ...
システム導入しても人が減らない理由
2008年10月31日 (金)
著者:嶋田秀光
コラムカテゴリー:情報戦略/業務改革
システムの導入の目的に、日々の作業の正確性向上と軽減化をあげることがよくあります。作業が軽減されるのだから作業する人が減るという解釈がうまれ、どの部署で何人減らせるのかという試算を何度か今までしたことがありました。が、実際、システム稼動した後に、人員を減らせたかというと、減らせたことはあまりあり...
工事進行基準適用に向けての企業の心構え
2008年10月16日 (木)
著者:その他
コラムカテゴリー:内部統制
現在、各企業の関心ごとと言えば、平成20年度から施行される「内部統制報告制度」であろう。 しかし、その翌年である平成21年度からIT業界でも施行される「工事進行基準」も忘れてはいけない。 ◆制度について この制度は、国際会計基準(IAS第11号)とほぼ同じ基準にする為に「工事完成基準」では...
内部統制と事業継続計画
2008年10月01日 (水)
著者:その他
コラムカテゴリー:BCP(事業継続計画)
いよいよ来年3月期の本決算から上場企業およびその連結子会社を対象に日本版SOX法が適用されます。SOX対応の一環としてIT全般統制を整備されている企業が多いと思います。今回はIT全般統制の中でも比較的整備が遅れていると思われる事業継続計画・管理について少し述べたいと思います。 一般に事業継続計...
システムデューデリジェンスとは
2006年02月20日 (月)
著者:山口 晃司
コラムカテゴリー:情報戦略/業務改革
一般的にデューデリジェンスとは、企業が他社の吸収合併や事業再編を行うときなど、果たして本当に適正な投資なのか、また投資する価値があるのかを判断するため、事前に詳細な調査を行うことを指します。一言で言えば企業価値の評価を行うことです。 ではシステムデューデリジェンスとは何かと言いますと、企業の...
オフィスから始めるグリーンIT
2004年12月15日 (水)
著者:山口 晃司
コラムカテゴリー:情報戦略/業務改革
エコに関する動きが活発化しています。洞爺湖サミットは玉虫色の宣言に終わりましたが、東京都環境確保条例の改正(総量削減義務と排出量取引制度の導入)など、より具体的な話も出てきました。米国ではどちらの党が次期政権をとっても気候変動に真剣に取り組むことになると予想されているそうで、国際的にもこの動きは...
利便性の追求と内部統制のジレンマ
2004年11月02日 (火)
著者:その他
コラムカテゴリー:内部統制
先日、とあるSaaS(Software as a Service)形式で提供しているSFAソフトのイベントに参加してきた。基調講演には約2,500名の来場だそうで、まさに今が旬のSaaSへの注目度の高さを実感した。単なるCRM、SFAに留まらず、基幹系システムとの連携やGoogleAppsとの連...